E's Salon

まずやってみよう!と思うこの頃です。

もしあの時、息子が不登校にならなかったら今の私はないでしょう。親子はともに成長するもの。


ブログを続けるにあたり、やはりこれは書いとかないと…

息子の不登校をキッカケに、私は自分を変えました。

親子は上下でなく横の関係、隣にいます。ともに成長するのです。

子を管理・支配なんてするもんじゃないと思っています。

 

   =目次=

私は間違っていたんだ

その頃、夫婦は冷めきっていました。娘は中学生、息子は小学生でした。

息子の様子がおかしくなり始めました。朝起きない、体調が悪い…

確かそんな感じだったと思います。そのうち、学校を休みがちになりました。

昼夜逆転の生活、ゲームやカードにハマる息子…

その時の夫は、よかったのか悪かったのか単身赴任してました。

そんな中、離婚しました(もうこれ以上無理、私壊れる…)

前後して息子が家で暴れ出しました。

辛かったな…長かったな…

今思い出しても涙が出ます。

(でも息子も辛かったはずです。)

辛くて辛くて泣くしかなくて、いったいいつまで続くんだ?!

やまない雨はないっていうけど、、、ウソだ~~~~って思ってました。

息子が中1になった秋のある日、「もう明日から学校に行かないから」と宣言し、まさに不登校が始まりました。

(!?どうする?私…)

その頃の私は、

どうして学校に行かないんだ? お願いだから行ってくれ~

という感じだったと思います。もう今と全く考え方が違うのではっきり覚えていませんが。

息子は、食事もあまりせず、お風呂にも入らず という日も何日もあり、心配でした。

(いったいどうしたらいいんだ…)

とにかく、息子の気持ちが知りたい! と切に思いました。

不登校に関する本を何冊も読んだり、ウェブで検索したり、同じ立場にいる方のブログを見たり、小児精神科の先生のブログも見る、、、そんな日々が続きました。

そして、あるサイトに目がとまり、不登校の子どもの心を理解することができたと思っています。100%ではないでしょうが、今までの私とは違う私がそこにいました。

元暴走族というそのサイトの先生のDVDを購入、、、見て泣きました。

私、間違ってたんだ…いままで子供たちを苦しめてたんだ…と気がついて、申し訳なくてたまりませんでした。

そう、自分の思う通りに子供たちを動かそうとしていた自分に気がついたのです。

 

子どもだって一人の人間

子供だからと、自分の持ち物のように扱ってはいけない。

子を一人の人間として認めること。子供だって意思があるんだ。親の都合で動かすもんじゃない。

自分がもし子の立場だったらどう思うだろう、親にどうしてもらいたいだろう と考えるようになりました。

あーしろこーしろと言わないでほしい

放っておいてほしい

困ったと言った時だけ助けてほしい

こんなところでしょうか。

ただ、娘は、困っているのに「困った」というのを我慢していたようです。

学校で辛いことがあっても黙ってたみたいで。

あとで聞いてそれもまた悔やまれます…息子に必死になってる私に何も言えなかったのでしょう。

ごめんね… そして、ありがとうね

心理学に興味がわいてきました

不登校のこどもの心を私なりに理解するようになってから、心理学に興味を持ち始めた私は、YouTubeで心理に関する動画を見るようになり、人の心理というものも少しずつ分かるようになってきたかと思います。

人々の、その発言の裏に隠された心理が実生活で分かるようになってくると、今まで腹が立っていたことも少し楽になったりするのです。

 

あとがき

もし息子があの時、不登校せず暴れず我慢して生きてきていたら、今のように素晴らしい時は訪れなかったことでしょう。

息子は今大学生、カウンセラーになる夢を持ち、日々を送っています。

娘は役者の卵、大学を卒業後家を出て関東へ行きました。

私も夢を持ち、今このようにブログを書いています。

娘は親友!

たまにしか会わないけれど、言わなくても通じてるよ~

息子は元カレ!

まぁ、昔のことはよく知ってますけど今はさぁね~

と、勝手に思ってます^^

最後まで読んでいただきありがとうございました。