E's Salon

まずやってみよう!と思うこの頃です。

「老けない人はやめている」らしいです。そして私のキッチンドリンカーだった話も。

タイトルに惹かれて読んでみました。

「老けない人はやめている」

オーガスト・ハーゲスハイマー著

 

著者の男性は50歳にもかかわらず、

体内年齢は30代だそうです。

ウェブで画像を拝見したところ、

見た目も30代に見えました。若い…

 

 

やはり、老けないために

一番大切なのは“食事”でした。

 

= 目次 =

 

★考えを改めようと思ったこと3つ

・和食の落とし穴

ダイエットには和食

健康的な食事は和食

だって油分が少ないし、カロリーが低いから。

そう思っていましたが、著者が言うには、

煮物や照り焼きには、

砂糖、酒、みりんがたっぷり使われていて

糖質が多い と指摘します。

 

・ステーキ(塩コショウで味付け)

・サラダ

 

このようなメニューのほうが、糖質が少ないと。

 

なので和食でも、

刺身や焼き魚、大根おろしや軽く蒸した野菜などで

砂糖を減らす工夫をしたり、生で食べる工夫をしたりすれば理想的な食事になりますと。

 

・水はたっぷり飲まなくていい

1日に水を2リットル飲むのが美容にいい

という話に、医学的根拠はないそうです。

 

からだに必要な水分を補給するのは大切ですし、

運動中の水分補給も必要ですが、

のどが渇いていないのに、

美容のためにと無理に飲まなくていい

と著者は言います。

 

また、

気を付けたいのが、食事の前後と食事中です。

このタイミングで水分をたくさん飲むと、

胃酸の働きが弱まって、きちんと消化できなくなります。

 

なかでもたんぱく質の吸収が一番悪くなり、

爪がボロボロになって

髪のツヤがなくなり

口臭が強くなる

などの影響が出るそうです。

 

あぁ怖い……

 

 

どうしても食事前後や食事中に飲みたいなら

100ml程度に抑えましょう。とのこと。

 

 

・大豆食品は多く摂らないほうがいい

女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするという

大豆の成分イソフラボン

これをどれだけ意識して食べてきたことか……

 

なのに大豆は、小麦や卵などと並んで、

アレルギーを引き起こしやすい食品なんですって。

 

イソフラボンの摂り過ぎもよくないと言われています。

大豆食品を摂るなら

発酵した味噌、納豆、固い豆腐がいいそうです。

 

大豆には、栄養素の吸収を妨げる成分が入っていて、

発酵するとその成分は残らないので味噌や納豆はOK

 

また、水分を多く含んだ豆乳や豆腐にはその成分が残ってしまうとのことです。

なので食べ過ぎには注意が必要、

ホルモンバランスの乱れを招くかもしれません。 

 

 

★食事で心がけたい3つのこと

・緑の濃い野菜をたっぷり摂る

著者は、お皿の半分以上は緑の濃い野菜とのこと。

たっぷりのエキストラバージンオリーブオイルと、

天然の海塩、それにレモンを絞っていただくそうです。

 

野菜には食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

また、色が濃いほど栄養価が高いのです。

新鮮なものを生でいただくのがいいですね。

できれば無農薬にこだわりたいものです。

 

 

・生か、生に近い状態で、栄養素をしっかり摂る

野菜に限らず、食物は鮮度のいいものに越したことはありません。

また、火を通すほど栄養価は下がるので、

できるだけ生、あるいは生に近い状態でいただくのが理想です。

 

魚なら刺身がおすすめ、

野菜なら、色の濃いものほど栄養価が高く、

それを生で食べられるものを選ぶのが良いですね。

 

 

・糖質を控える

糖質はアンチエイジングのいちばんの敵です。

糖質の摂り過ぎは、

成長ホルモン(=若返りホルモン)の分泌を邪魔するのです。

 

この成長ホルモンがたんぱく質の生まれ変わりをサポートしてくれるおかげで、若々しい体や肌を保つことができています。

 

しかしながら、この成長ホルモンは加齢とともに減少します。

なのでこの希少な成長ホルモンを減らさないことが

若さを保つ重要なカギなのです。

 

成長ホルモンが一番多く分泌されるのは眠っている間。

入眠後、1~2時間で分泌量がピークになるとのこと。

 

寝る前に糖質を摂り過ぎていると、

成長ホルモンの分泌を邪魔するのです。

 

寝る前にいくらスキンケアを頑張っても

体の中から老けてしまうとはもったいないことですね。

 

 

★あとがき

・キッチンドリンカーから脱出して思うこと

実は私は、数年前までキッチンドリンカーでした。

ビールしか飲みませんでしたが。

 

本書には、ビールも糖質の塊で、

“溶かしたパン”を飲んでいるようなもの

と、かなり辛口に書いてありました。

 

とあるきっかけでキッチンドリンカーをやめてから、

最初はとても辛かったのですが、

一週間もしないうちに体重が減り始め、

1か月ほど経った頃でしょうか、、、

気が付けば4~5kg痩せていました。

むくみが取れたような感覚です。

おなかもぺったんこに^^

 

飲まないと決めても辛かった日々、

体重が減ってきた嬉しさでなんとか乗り切ってきました。

始めれば変わるのだと実感しています。

今では少し戻って、以前より体重は-3kgほどで落ち着いていて、精神的にも落ち着いてきました。

 

子供たちともよく話すようになりましたね。

二人とも成人していますが仲良くしてもらっています。

たまに一緒に飲んだりします。

 

最近は赤ワインに興味がでてきました。

本書にも、赤ワインはいいように書いていました。

ただし、グラス2~3杯を限度に、

寝る3時間前までに飲み終えるようにとのこと。

 

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なんでもそうですが、

これをやればいいんだ とわかっていても

キッカケがないとなかなか出来ないものです。

 

今このブログを読んでくださっているあなたの

少しでもお役に立てれば幸いです。

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抗酸化、血糖値、インスリン活性酸素など、

難しそうな言葉を省いて書いてみました。

もっと詳しくわかりたい方は本書をご覧になってみてくださいね。