毎朝食べるタンパク源の大豆製品、特に納豆が好きです。
ところで、豆腐を買うときに見かける「大豆ミート」なるもの、
これはいったいなんだろうか。けっこう高価な気もしますが。
ある時、
大豆ミートが環境問題に結びついていたのだと知り、検索してみました。
*大豆ミートは代替肉のひとつで、代替肉は人工肉である。
=目次=
なぜ人工肉が必要なのか
牛が出すメタンガスはCO2の20倍くらい温室効果が高いと言われており、飼育するにも大量の水、広大な土地、多くのエサが必要。
また、世界人口が増えることにより肉の消費量が高まると、現在のシステムだけではその需要にこたえるのは難しい。
人工肉とは
人工肉には大きく分けて培養肉と代替肉がある。
・培養肉
肉から採取した細胞を、栄養成分が入った液体で増殖させて作ったもの。
畜産には広大な牧草地が必要だが、培養肉なら同じ量のタンパク質を作るのに国土が1/10ですむ。
また、温室効果ガスも1/50程度に抑えられる。
ただ、培養肉はまだまだ高価であり、コスト削減が課題。
培養肉の販売許可が出ている国は少ない。
日本では大学とメーカーが共同で培養肉を研究。
・代替肉
フェイクミート、プラントベースミートとも呼ばれている。
大豆、エンドウマメなどの植物性タンパク質を動物の肉のように肉状にした加工食品。
大豆ミートは肉と比べてカロリーが低いなど、ダイエットや健康を考える人にとって興味深いもの。
大手コンビニやコーヒーチェーンで代替肉を用いたメニューが増え、スーパーでも一般食品と同様に売られていて手に入れやすくなっている。
代替肉の企業
とりあえず3社を検索
・ビヨンドミート(アメリカ)
カリフォルニア州エル・セグンドに本部を置く植物由来の人工肉を製造・開発するアメリカ合衆国の食品テクノロジー企業。
エンドウ豆や緑豆が主原料で、動物の肉の色と味に近づけるためにビーツが使用されている。
・インポッシブルフーズ(アメリカ)
カリフォルニア州レッドウッドシティに本部を置く植物由来の人工肉や乳製品を製造・開発するアメリカ合衆国の食品テクノロジー企業。
血のしたたるような“肉々しさ”を再現するのに、ヘムという鉄の分子から構成される物質を大豆の根粒から採り、これを代替肉に混入している。
・ネクストミーツ(日本)
「地球を終わらせない。」 をコンセプトにした代替肉(フェイクミート)を開発しているベンチャー企業。本社は東京都新宿区、研究室は新潟県長岡市にある。
日本だけでなくアメリカ、シンガポールなど海外10カ国以上に進出している。
主原料は大豆。遺伝子組み換えではない。
通販や一部店舗でも購入できる。
・代替肉を扱う店舗
モスバーガーやドトールコーヒー、CoCo壱番屋などでも大豆を使ったメニューが提供されている。
スターバックスでは、ソイラテはもちろん「オーツミルクラテ」なるものがある。牛乳ではなくオーツ麦から作られたミルクのラテ。
*スタバへ行ってきました。ソイラテより飲みやすいオーツミルクラテ。
。・。・。・。・。。・・。・
また、スーパーに行けば、大豆ミートの加工食品がズラリと並んでいるところもあるようで。
(じゃあ、お肉はやめてこの大豆ミート食品を食べていこうかな)
と、ふと思ったけれど、
デメリットも知ってしまって、、、
大豆ミートのデメリット
・添加物
そもそも大豆ミートは加工食品、何かしら添加物は入っている。
とおっしゃるYouTuberのドクターがいました。なるほど、と納得。
たまにはいいけれど、常食するのはやめておこうと。
・イソフラボン
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをするといわれており、取り入れるには嬉しいことなのですが、摂り過ぎに注意が必要とのこと。
一日の大豆イソフラボン摂取目安量の上限は70~75mg。
主な大豆製品に含まれている大豆イソフラボンは、いずれも100g当たり平均「豆腐20.3mg」「納豆73.5mg」「油揚げ類39.2mg」「豆乳24.8mg」などである。
日本人は、豆腐、納豆、みそ、しょうゆ、油揚げ、きな粉、豆乳、大豆油などの様々な大豆製品を食べているので、欧米人より大豆イソフラボンをより多く摂取しているといわれている。
毎日、納豆1パック45g(大豆イソフラボン約33mg)と豆腐4分の1丁100g(同20.3mg)を食べるだけで、大豆イソフラボンを53.3mg摂取することになる。
これじゃ一日3食を大豆製品ばかり食べるとよくありませんね。
球を終わらせない。はじめに思いがあり、やがて代替肉に行き着いた。畜産は飼育の際に大量の水を
あとがき
温暖化対策のために、個人が何をすべきか。。。ということばかり考えてしまってました。
(温暖化対策のためにはお肉をやめて大豆ミートだ!
自分で豆腐を凍らせたもので調理したりすれば添加物も気にならないぞ。と。)
それも大事だけれど、大豆の摂り過ぎはよくありません。
まずは自分や家族の健康を最優先にしたほうがいいですね。
とりあえずは、
肉の中でも牛肉は食べないようにすること、
外食で大豆ミートメニューやオーツミルクラテを楽しむこと、
たまには豆腐や高野豆腐で代替肉を作ってみたりして楽しみながら料理したいと思います。
10年後、20年後、どうなっているのでしょうね。
明るい未来でありますように。
。・。・。。・・。。・
参考:
☆「培養肉」のアジア最大級工場 建設開始 大量生産が可能に - YouTube
☆【微生物から肉!?】世界人口増で迫る食糧危機 救世主として注目の“代替肉”最前線【アスミライ プロジェクト】 - YouTube
らば代替肉をおいしくす地球を終わらせない。はじめに思いがあり、やがて代替肉に行き着いた。畜産は飼育の際に大量の水を使い、温室効果ガスを排出する。とはいえ、肉を食べる文化を急には変えられない。ならば代替肉をおいしくすればいい。ヘルシーさだけではなく、味でも選ばれるものにすればいい。照準は定まった。おいしさで地球温暖化を抑える。代替肉で新しい未来をつくる。地球を終わらせない、ネクストミーツの挑戦が始まった。ればいい。ヘルシーさだけではなく、味でも選ばれるものにすればいい。照準は定まった。おいしさで地球温暖化を抑える。代替肉で新しい未来をつくる。球を終わらせ